「模試を使い尽くす」
中学受験・高校受験・大学受験と受験に必ずついてまわる“模試”。エンライテックの指導では模試の使い方伝授にかなりの時間を使います。大量にある模試の中でどれを何回受けるべきか、成績表の見方、模試終了後の分析法、分析ノートの作り方など、その内容は非常に多岐にわたります。
「模試が大事!」
「ちゃんとやり直しをしなさい!」
この台詞、生徒の皆さんはよく聞いてきたはずですし、保護者の皆さんはよく言ってきたはずです。ですが、模試の意義と使い方をしっかり理解している生徒(保護者も)は残念ながらそう多くはありません。
- 学校や塾で受験させられるものをとりあえず受けている
- 模試は試験範囲が曖昧で準備ができないので一発勝負で受けている
- 成績表は偏差値と志望校の判定だけしか見ない
- 試験後の振り返りは全くしない、あるいは間違った問題を模範解答を見て解き直すだけ
非常に多くの生徒が大体このパターンです。これでは全く意味がありません。なぜなら
- 模試は各社レベルと用途に大きなばらつきがあり、志望校とズレたものを受けても無意味。
・学校の授業の定着度判定用
・大学入試用(普通レベル、難関レベル)
・特定の大学の合否判定用 - 定期テストに比べれば曖昧だが、範囲はしっかり存在する。範囲を見て勉強しなければ、自分の勉強が試験で通用するかどうかチェックできない。
- 偏差値と志望校判定は高3夏以降にリアルな意味を持つ。受験科目をすべて履修していない段階(高1〜高3春)での志望校判定は参考記録にもならない。
- 模試で出来なかったところは氷山の一角。そこを手がかりに膨大な「自分の弱点」を探して埋めるのが肝心。
だからです。
模試分析の流れ
模試分析は「分析」→「穴埋め」→「チェック」でワンセット。
「分析」:自分の弱点の炙り出し → 3~5日
「穴埋め」:弱点の補強としての勉強 → 1週間
「チェック」:穴埋めがなされたかどうかの確認 → 3~5日
・「本来ならすべてできたはずなのに、できない部分があった。その理由はなにか」と考える
・ 問題の解き直しは、“勉強のアリバイ作り”ではなく具体的な「ミスが生じた場所」を見つけ出すためにやる
・ ミスした“問題”を教科の“単元”に還元する
・ 分析と穴埋めを同時にやらず、分析をまず終わらせる
・ 穴埋めとは模範解答を写すことではなく、類題をやること
・ 穴はピンポイントでふさぐのが原則(高3)
さらりと箇条書きにしましたが、一見簡単そうに思われるかもしれません。しかし、見るとやるとでは大違い。実際エンライテックと同様の指導を受けた生徒の中に日本有数の最難関高校に通って、後に東京大学に現役で合格した生徒がいましたが、高1の段階ではまともな模試分析がなかなか出来ませんでした。
分析をして講師にチェックしてもらい修正をして。このサイクルを繰り返してはじめて体得できるのです。
エンライテックの指導、是非体験してみてください。
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